この1年間の嬉しい事10大ニュース
 すべてのご縁に感謝して、その嬉しいことのおすそ分けです
あなたは12月企画の 番目のお客様です。
この1年、業界にとっては誠に大変な時期でしたが、弊社と私にとっては、非常に良い年となりました。
それは本当に嬉しいことが沢山あった訳ですが、そのご紹介と「おすそ分け」をさせて頂くべく、そして
ご縁があったすべての皆様に感謝を込めてこの12月企画をお送りします。 06/12/4 文責 垣見裕司

1.驚異的なHPのアクセス件数 150万件 に感謝!
1996年7月にオープンした弊社HP。2005年12月12日に9.5年をかけメインページの
累計アクセス数が100万件を突破したことは、今年1月企画でご紹介した通りです。
平均すれば、100万/9.5年=10万5千件/年ですが、その後、僅か半年後の2006年
7月4日に120万件を達成。年間ベースでは40万件です。そしてこの年末には150万件を
突破する勢いなので、この半年でアクセス数が更に伸びて、年60万件ペースとなりました。

これは、嬉しいというより魂が震えるレベルの喜びです。その一方で、このアクセス数の
多さは「社会的責任」を痛感する、「身の引き締まるレベル」だとも思っております。

本HPの基本方針は、我々売り手側の立場のみではなく、お客様の立場でもご理解頂ける
様に書いてまいりました。仮に業界の内容でも、元売、特約店、販売店、或いはPB店等、
特定の立場に偏ることなく、業界問題を、出来るだけ客観的な視点で、事実とともに紹介し、
多少私見を入れさせて頂くものの、それをどうご判断されるかは、読者の皆様にお任せして
まいりました。

でも業界環境が本当に激変するなか、単に事実の紹介だけて良いのかという疑問は、以前
から持っておりました。そんな時、業界解説の重鎮アナリストから「もっと主張して下さい」との
アドバイスを頂き、また7月企画の内田先生も、今の業界や日本国家エネルギー政策を憂い
「もっと持論を主張しない」とご指導頂くのみならず、ご自身が石油業界や政府にまで、ご提言
をされていることからも「主張」の重要性が分ります。その意味では、このHPも来年からは、
公私の別はつけるものの「意見・提言」場合によっては「主張」を書いてこうかと思っております。
2.内田先生の「文明史的転換期の国家戦略」掲載に感謝!
これを掲載させて頂くまでには長い経緯がありました。ご縁があって日本科学アカデミーの
シンポジウムのご案内を頂き、仕事の合間をぬって、何とか拝聴しに行き、講演終了後、
厚かましくも名刺交換をさせて頂き、後日メールでお願いして、結果として弊社HPでの掲載
をお許し頂いた訳ですが、これはもはや偶然のレベルを超えていると思いまいます。
 個人的に大好きなテレビ番組である「オーラの泉」で、江原啓之さんや美輪明宏さんは、
この世は「偶然」はなく、すべて「必然」とおっしゃっていますが、これをお伺いすると、この
ご縁は業界人としての私の使命だったように思います。石油業界人のいや広くエネルギー
産業に携わる方は、絶対に熟読され、自らも考えてほしい内容だと思います。
 
 さて嬉しい事に、内田先生の更なる詳細なレポートが、日本工学アカデミーのHPに順次
掲載されることとなりました。弊社HP7月企画より、直リンクを張ってありますので、ご興味
のある方は是非ご覧下さい。また日本工学アカデミー・科学技術戦略フォーラム代表の
工学博士石井吉徳 先生のご著書 を拝読させて頂きました。で
 石油最終争奪戦     −世界を震撼させる「ピークオイル」の真実 
これも非常に参考になります。日刊工業新聞社から2006年7月30日に発行されて、既に
第2刷になっておりますので、是非ご一読下さい。
3.「国家の品格」藤原正彦著 新潮新書発行 を拝読して、またまた感動&感謝!
その内田先生にお勧め頂いたのが「国家の品格」です。これは、日本人として感動しました。
(山手線に乗った時読み始めたのですが、降りる駅を忘れて没頭し、半周してしまった程です)
弊社社長も拝読して、やはり「感動」し、弊社の全部所に会社経費で複数部購入配布し、
社員に読むような勧めました。また所長会参加者には、以下の様な宿題を出しました。

 1.本の内容を、部下に聞かれ時等に客観的に説明出来るように正確かつ簡単に纏める
 2.この本を読んでの自分の感想(感動)
 3.自分のこれからの人生に、この本の内容や自分の「感動」をどう生かして行くか

何か大変な宿題のような感じがするかもしれませんが、最大A4紙一枚。最小なら、各項目
「5行ずつでいい」もいいと負荷をかけないようにしましたが、皆は「宿題」であることも忘れ、
思いを共有し喜んで感想を書いてくれました。その中からある所長のレポートをご紹介します。

本の内容。
今の日本は世界のいろいろな良いと思うところ(文化)を取り入れて来たが それにより日本古来の良き
ものが失われつつある。もう1度古き良き日本 文化を取り戻す事が、今の日本を良くする。その為には、
国民1人1人が今の生活を見直し、「家族愛」「郷土愛」「祖国愛」「人類愛」を考えることが大切だ。


本誌の感動と感想。
家族の絆が「卑怯を憎む心」を育て、強化し実践させる。また「一見すぐに役に立たないこと(例えば
数学)」を命がけでやっている人の層が厚いということが、実は国家の底力である。親から子への教育、
伝えること、共感することが大事で、花を見て「きれいだね」 夏の森林を見て「すごいね」と一緒に思う
ことが家族の絆だ。努力をおしまず 何事もやりそれを継続することが大切だということを伝えて行きたい。
今の日本人は自分たちが日本というすばらしい国に住んでいることを忘れているのではないか。先祖
代々から伝わってきたすばらしい日本人の感性、世界に類を見ない すばらしい四季がありそれを体感
できること。 新しい文化を取り入れるだけではなく、伝統文化も重んじていかなければならない。


今後の自分の行動計画。
自分の考えをしっかり持ち方向性を決めて行動し、新しいもしくは良き考えをとり入れても、根底にある
基礎となる自分の考えは崩さず持ち、何事にも前向きな姿勢で取り組んでいき、努力と継続を惜しまず
行動してきたいと思う。

5年前は、漫画しか読んでいなかった彼らが、このような本を苦労することなく読んで、またその
感動を所長会の皆さんと愛国心ならぬ「祖国愛」をもって共有できることを嬉しく思います。

4.今年も講演20回、その嬉しい特徴に感謝!
今年も全国各地から、本当に多くの講演依頼を頂きました。主なものは以下の通りです。
そして誠に嬉しい事は、「リピート」のご依頼が数多くあったことです。札幌石商は、もう常連様。
長野石商様も昨年に続き2度目、秋田石商様もアンケートでの好評から続けて2回となりました。
また以前なら絶対に考えられない他系列のJomo様からのご依頼には、私もびっくりしました。
でも講演内容は、「若者にとっての職場としてのSSの魅力をあげる」と信じていますので、謹んで
お引受させて頂きましたが、すぐさま近畿Jomo会様からも、ご依頼を頂いたのも嬉しいです。
 これ以外に、「他業界のコーチング成功事例調査・研究委員会でのお話」や、その調査の一環で
成功された他業界幹部への御礼として当方からの成功事例のご説明等もありますので、本当に
嬉しい限りです。
 講演のご依頼やご相談等は、担当の総務本間まで こちらからメールで お問い合わせ下さい。

回数 日時 場所 ご依頼先 講演内容(タイトル等) 参加人数
2/8 新潟 新IT経営者会議様 SSの自立と共存(パネルディスカッション)  300名
2/15 長野 長野石商様2回目 ESなくCSなし、その向上はトップの仕事   50名
2/21 札幌 札幌石商他4回目 真のCSは従業員全員の心からのやる気とESから 100名
3/1 東京 ロータリークラブ様 私の職業奉仕、女子大講演事例他 50名
5/20 東京 SSNET 石油&SS業界事情説明&参加者による懇談会 40名
5/24 札幌 札幌石商他5回目 真のCS実現のためのES向上の具体的手法 100名
6/1 東京 ロータリークラブ様 INETによる業界情報の発信は職業奉仕だ 50名
9/12 東京 ご当局様 石油&SS業界情勢説明 若干名
9/14 仙台 東北Jomo会様 真のCSは従業員全員の心からのやる気とESから 100名
10 9/18 横手 秋田石商様 収益の基本は、顧客の満足と感動にあり 20名
11 9/18 秋田 秋田石商様 収益の基本は、顧客の満足と感動にあり 50名
12 9/19 大館 秋田石商様 収益の基本は、顧客の満足と感動にあり 30名
13 10/17 大館 秋田石商様2回目 高収益への近道は「魅力ある人」を育てる事 30名
14 10/18 横手 秋田石商様2回目 高収益への近道は「魅力ある人」を育てる事 20名
15 10/18 秋田 秋田石商様2回目 高収益への近道は「魅力ある人」を育てる事 50名
16 10/21 東京 某大手コンビニ様 石油&SS業界状況説明 若干名
17 11/8 大阪 近畿Jomo会様 真のCSは従業員全員の心からのやる気とESから 100名
18 11/10 沖縄 沖縄石商様 真のCSは従業員全員の心からのやる気とESから 120名
19 11/17 東京 某機械部品商社様 真のCSは従業員全員の心からのやる気とESから 120名
20 11/21 東京 某社員教育会社様 石油&SS業界状況説明 若干名
5.今年、感銘を受けた講演、ANAラーニング社 坂部千恵子先生 「接遇の心」に感謝!
多くの女性のあこがれる職業として、スチュワーデス改めキャビンアテンダント(CA)という仕事が
あります。あるご縁でANAの子会社「ANAラーニング社 坂部千恵子先生」の「接遇サービス」
というご講演を聞く機会がありました。大変感動を受けたので厚かましくも、講演後名刺交換を
させて頂きました。坂部先生は当然CAの教官であり、更に現場を忘れないために、今でも時折
飛んでいるそうです。私がお伺いした時のご講演の内容等は以下の通りです。
 皆様も真の顧客満足サービスを考える上で大変良いお話だと思いますので、ご希望があれば
ご紹介させて頂きます。こちらからお問い合わせ下さい

      タイトル 真の顧客満足とは   接遇の基本
1.接遇の基本(接遇とは何か)
2.サービスの種類(ハード ソフト)
3.顧客満足とは(顧客満足の感動のレベル)
4.第一印象
5.ANA社の6S 
6.内部顧客(社内改革とモチベーションUP)
7.ANAの感動品質を目指して 「STAR AWARD」

6.コーチングの他業界成功事例も絶好調に感謝
9月企画でご紹介した、今年の資源エネルギー庁の経営高度化事業は、HP読者の関心も高い
ようで、9月UP時より既に+5000件のアクセスを頂いております。他業界での成功事例や
或いは失敗事例をお伺いしていると、SS業界でも十分応用出来そうなことが沢山あります。
計画では、他業界の成功事例を10事例アンケートする予定なのですが、前述のご縁でその
10事例目のトリをANAラーニング社の坂部先生にお願いしたところ、快くお引受頂きました。
 その他業界の成功事例を調査する一方、SS業界で成功していらっしゃるトップや幹部、所長
のお話を聞くと、結果的にコーチングやモチベーションUPの手法を、随所に取り入れている様な
気がしました。その方が、コーチングの手法を身につければ、より理論化され自信が確信に
変わることでしょう。また今うまく行っていない方や初めてコーチングを学ぶ方にとっても、分り
易い報告書にしたいと思いますので、是非ご期待下さい。
7.新日本石油東京支店NO1の顧客満足達成! 主役の社員・従業員に感謝
今年嬉しかったことに順位をつけるのは野暮ですが、この項目は、私一人だけでは、絶対達成
することが出来ないので、本当に嬉しいことの一つです。
 SS業界では、多くの元売が、傘下のSSがちゃんとしたサービスを実施しているかどうか、
SSには分らないようにチェックする通称「覆面サービスチェック」を年数回実施しています。
 私どもの新日本石油でも実施している訳ですが、東京支店管轄の複数SSを運営する数多く
の特約店の中で、幸運にも弊社がトップとなることが出来ました。
 これは弊社にとっては初めての快挙で、上位常連のK石油様、N産業様、I商会様、KS石油様
も高得点だったので本当に嬉しく思います。私とせもは、決して高得点を取るために、重箱の隅
をつつく指導はしていません。弊社の基本である「初めて買った自分の愛車の如く、、、、」という
基本サービス理念を、心から実践してもらえるよう、「全従業員のESの向上に日々努めている」
簡単に申し上げれば、やっていることはこれだけです。

 同時に10月に行われました、都石で実施している顧客満足度調査でも各SS高得点を取って
くれましたので、次回も一位はともかく、上位のお仲間には入れて頂けるものと信じております。
 成功要因の根底には、社員一人一人と各所長のレベルUPがあると思います。例えば、弊社
南田無の福所長は、新日石東京支店有志特約店の幹部と所長達で作る、トップランクラブで
成功事例を発表させて頂いたり、新日本石油様の成功事例紹介雑誌である「トップラン」で
ご紹介頂いたり、新日石様のトレーニングセンターのミーティング実施の好例として、弊社の
実例が紹介されたりしていることも、決して「偶然」ではないと思います。
突然チェックNO1と共に、育ってくれた所長や従業員を褒めたい気持ちと感謝で一杯です。
8.久しぶりにSSが増えました。オートジョイ西八王子SS誕生に感謝!
本年4月、弊社としては正に15年振りに新しいSSが増えました。新日石様の社有SSで
新設ではありませんが、弊社の身の丈にあったお話だったので、謹んでお引受しました。
まだまだ黒字というところまで来ておりませんが、前術の突然チェック調査では、5月94点
8月速報では98点を取ってくれましたので、近隣のお客様には、いつの日にかその違いを
ご理解して頂き、そして黒字もそう遠くない時期に実現出来ると信じております。
9.求人難を克服? 従業員の心からの笑顔に感謝!
今のSS業界で何か辛いかと言えば、一に低収益、二番目は求人難と言っても過言では
ないでしょう。その意味では直営で3SSしかない弊社が、1SSを運営されていた会社からの
人員引継ぎなしに、急遽オープンさせることが、如何に大変かお察し頂けると思います。
もちろん弊社も求人には苦労しておりますが、この時期に元所長経験者が帰ってきてくれたり
危険物や3級整備士の資格を持つ優秀な元社員が、アルバイトとして働いてくれていたり、
店頭募集看板だけでアルバイトが集まったり、店頭募集すらしていないのに「今募集してま
せんか。このSSで一緒に働きたいです」と勇気を持って申し出て頂いたり、SSの目の前に
あるマンションにお住まいの若い女性が、やはり弊社SSで働きたいと言ってくれたり、
本当に嬉しい「偶然」ならぬ「必然」が続いております。

 募集看板の大きさもさることながら「SSで働くなら、この人たちと一緒に働いてみたい!」。
看板を見た方をそんな気にさせる一番の決め手は、やはりそこで働いてくれている、従業員
皆さんの笑顔だと思います。全従業員笑顔に感謝、感謝です。
10.9月末の弊社決算もお陰さまで黒字、ご縁のあったすべての方々に感謝!
さて私的民間企業の主目的は、やはり営利と言えるでしょう。企業が、存続出来る営利なくして
社会貢献と言ってもそれは綺麗事に終わります。当社の9月末決算は、原油高騰で仕入価格
上昇分を転嫁出来なかった部門で苦戦はしたものの、垣見油化全体では、何とか黒字を計上
することが出来ました。これもお客様、取引先、従業員或いは、銀行他、横文字で言えば、
ステークホルダー、私的に申し上げれば「ご縁のある総ての方々のお陰」と感謝しております。
番外編、その他の嬉しいこと諸々ご報告
月刊ガソリンスタンド4・5・6月号に「魅力ある人になるために」連載
 実はこれが大好評。これをお読み頂いて、講演の依頼をして来た方もいるくらいです。
 会社に同誌があるのにまだ読んでいない方。各号の200ページ前後に見開き2ページで
 掲載されておりますので是非ご覧下さい。最初は1年間連載の予定で始めましたが、総ての
 外注原稿を廃止するという先方のご事情で3回目の6月で終了しましたが、残りはいつか
 本にしたいと思っていますので、その節は皆様の応援を頂ければ幸いです。

海上自衛隊観艦式ご招待に感謝・感動
 詳細は、こちらです。お時間があったら是非ご覧下さい。