東日本大震災から1年を迎えて
 
業界人、社会人、そして日本人として
本報告の 番目お客様です。     Ver2 3月12日 15時 初掲載時 31,300
あの東日本大震災から早くも1年を迎えようとしています。被害に合われた方には、改めて
お見舞い申し上げます。しかし震災以来、4月、6月、8月、10月に被災地入りし、また12月には、
陸前高田の友人が東京にお越しの時に、座談会などを開催して、私に出来るささやかな支援を
続けてはきました。しかし現実には仮設住宅が一応出来、そして瓦礫撤去が被災場所からは
なくなった以外には、復興は殆ど進んでいない現状を見ると本当に心が痛む次第です。
そんな震災から1年を迎える3月企画は、業界人として、社会人としてそして日本人として、
思うところを書かせて頂くことにしました。被災地の皆様は勿論、支援をして頂きたい皆様も
少しでも元気を取り戻して頂ける一助になれば幸いです。       文責 垣見 裕司

第1部 エネルギー業界人として

非常に心配! 上値BOX圏を抜けた原油価格 投機筋はホルムズ封鎖ありと見たのか
下記表をご覧下さい。これは、ロンドンの北海ブレントとニューヨークのWTI原油価格です。
今まで一応のBOX圏内でもみ合っていた感じでしたが、ここ1-2週間で完全に高値を突き
破った感じです。需給論から言えば、世界経済低迷の中、中国でもその需要が鈍化して
いますし、米国等のシェールガス革命があるのですから、本来なら安くなって当然です。
 要するに イランの核問題に起因するホルムズ海峡封鎖等の中東リスクが、いよいよ
顕在化してきたのかもしれません。2月企画でも書いたように 米国から手を出すとは
思いませんが、イスラエルなら先制攻撃をするかもしれません。私のような一ディーラーに
マスコミ情報以上のものは持ち合わせていませんが、投機筋の先読みの投票結果が
市場価格なのですから、ホルムズ海峡封鎖の想定だけは、しておく必要がありそうです。

           ロンドン ICE 市場 北海ブレント原油 日足 $/B

           ニューヨーク NYMEX市場  WTI原油 日足  $/B


また円$相場も急激に円安に戻して来て、27日現在80円台/$となりました。従って、
円建てCIF価格は、ダブルでの上昇となります。 エクソンモービルやJXも大幅値上げを
通告して来ていますので、遅くとも3/1とかからは、末端市場も上がってくると思います。
消費者の皆様もよろしくご理解の程、お願い申し上げます。
原発全基停止は本当にありうるのか 代替火力発電もいよいよ限界
昨年11月企画でお示した全国10電力会社の火力発電の4-9月の燃料使用実績は、
半年を通せば、LNG以外大した伸びはありませんでした。しかし、10月以降は、どんどん
停止する原発ですが、再稼働は一切なし。そして次々に運転開始される石油系火力。
その結果、月ごとにその使用量は増えてきました。こちらの4-9月表と比べて下さい。
1-2月の重油や原油の消費量が、4-9月と比べても、昨年同月と比べても非常に多いこと
が分かります。尚、これは電力10社のみですから、一般企業の自家発電等を考えると
発電系のC重油やA重油の需要は相当量あるものと思われます。



問題はそれだけではありません。東電の大井発電所は、非常に硫黄分の少ないミナス原油
しか事実上使えないと前回申し上げましたが、このミナス原油の輸出可能量が、産油国の
自国使用量等のUPでかなり減少して来ているのです。その結果、日本国内では、会社を
超えて色々やりくりし、ミナス原油は東電の大井発電所用に優先的に回されているようです。
また電力用のC重油として使われている硫黄分0.18%の超ローサルファーC重油は、海外
では一般的な商品ではありません。また国内でもそれを作れる製油所は限られています。
また灯油の在庫も厳冬で非常に不足しましたが、それはガソリンは必然的に余ることを
意味する訳で、精製元売としては非常に難しい対応をせまられております。
しかし一番悩ましいのは、今年の夏の原発再稼働をどうするのか、国が決めないことでしょう。
もし完全停止なら、在庫積みましや、海外の製油所に特注スペックの重油を依頼する等の
対応を今から要請しなくてはいけないでしょう。
発電用LNG備蓄の大問題。 ホルムズ海峡封鎖で困るのはLNG=電力会社化もしれない
前表の発電用原燃料で、10月から2月まで合計して、そのカロリー別に計算してみると
火力発電の中のでの、各源燃料の内訳は、以下の通りとなりました。
石炭 24.1% 重油11.4% 原油11.0% LNG 53.5%です。従って火力発電の半分以上を
急きょ補うことになったのですが、このLNGの国内備蓄は、何日分あると思いますか。
私も改めて調べて大変驚いたのですが、LNGには何と備蓄義務がなかったのです。
原油で備蓄してあるから良いとの判断なのか。電力会社や都市ガス会社は、地域独占
が許され、その余裕から政治力が強いからなのかは分かりませんが、業界に負担を
かける備蓄義務がないというのは大変驚きです。その数量は分かりませんが、これだけ
使用量が増えてくると何と2-3週間分しかないという話も聞きます。
またエネルギーに詳しくないコメンテーターが、日本は非常に高い価格の天然ガスを
買っているとコメントしていますが、それも少し補足が必要です。

世界で天然ガスと言えば、それは「気体」を指し、輸送も気体のままパイプラインで運び
ますが、日本に輸入するためには、低温で液化してLNG(液化天然ガス)にして持って
来る必要があります。しかし気体ではなく液体のLNG市場は、極めて小さなマーケットです。
世界の輸入量の第1位が日本。2位が韓国と聞けば、その市場規模がお分かり頂ける
でしょう。
その価格ですが、100万BTUという英国式の熱量換算では、米国ではシェールガス革命で
2-3$、日本は16$、欧州と比べても5割も高いと言われてはいますが、液化問題と緊急に
何が何でも調達しなくてはならなかった事情を考えると、短期的にはやむを得なかったと
言えるでしょう。 

さてLNG問題はにもう一つアキレス腱があります。LNGの中東依存とは3割と一見すると
低いのですが、輸入会社別に見ると中部電力はその4割を中東カタールに依存しています。
すなわちもしホルムズ海峡が封鎖されれば、原油以上にLNGの需給が一気にひっ迫し、
数週間で原発稼働させないと日本経済が全く立ち行かないかもしれない事態となります。

第2部 社会人として

地域の公立学校を防災基地にしよう。 訓練も年に2回、避難所に泊まってどうか。

東日本大震災は、石油業界にとっても戦後最大の危機だった訳ですが、業界としての
総括や今後の対策は、2011年12月企画でまとめた通りです。更なる詳細提案としては、
首都圏直下型地震にどう備えるかです。建物が倒壊しない、震度6強程度に留まれば、
家や建物はそのまま使えるでしょうから、電気や都市ガス等のライフラインの心配だけを
すればいいことになりますが、その復旧までに3日から最大1か月はかかるでしょう。
そうなると各家庭では、最低3日分の食料や水等、そしてカセットコンロや同LPGボンベ
等の確保が必要です。
我家は、以上に加え電池式の開放型灯油ストーブを1台確保しました。使い方の確認も
含め、私の部屋で使ってみましたが、着火時の匂い以外は非常に快適です。やかんを
乗せれば、お湯も沸かせますし、お餅もやけるので、一家に一台は必需品でしょう。
弊社直営SSの店頭でも、若干台仕入れましたが、2月中旬までに完売しました。

さてここからは、一般市民=社会人としての提案です。上記が個人としての備えですが
これが地域の避難所である例えば学校で考えるとこの程度の対策では不十分でしょう。
私は貯めておけるエネルギーとしてはLPGが良いと思います。日頃は都市ガスをメイン
に使用したとしても、例えば理科室だけは、LPガスにして、校庭には地下タンクを設置し、
発電時にはお湯も沸かせるコジェネレーション型の自家発電装置設置するのがベストです。
これは、既存製品で十分対応出来る話なので、エネルギー問題というよりは、防災の問題
かもしれません。少なくとも地域の避難所の中心的な存在となる学校は、最低3日。
出来れば1週間、電気も含めたエネルギーを確保する手段を持つことが大切です。
そして平常時でも、前述の理科室だけはLPガス等を使う等日頃からそれを使うシステム
を作ることが大切です。
また子供を持つ親としては、年に2回くらいは、学校でお泊り形式の避難所体験訓練を
楽しくやるのが良いと思います。その時だけは、学校の先生側も訓練ですから、系統電力
ではなく、また導管の都市ガスではなく、LPGによる自家発電と、その時起こした電気と
その発電の熱で沸かしたお湯で、お風呂に入る。夕食等は、炊き出しなどを体験する。
夜は、キャンプファイヤーもいいかもしれません。そして半分楽しみながらで良いので
一晩泊まる。両親も参加してもいい。地域一体となった防災訓練を日頃よりしておくのです。
それも冬と夏では教室に寝泊まりする環境も全く違うでしょうから、出来れば夏と冬に
年2回。夏休み前とか、冬休み前とかに、小学校高学年と中学校ではこのような防災意識
を高める体験避難所生活訓練は、是非必要だと思います。
社会人として 一人一人に出来る支援とは何か 東北の会の活動報告
読者の皆様も今回の東日本大震災に際し、何か支援したいと思った方は多いと思います。
被災地にボランティアに行く勇気まではないけれど、何かしたいと思って、某団体に寄付
された方も多いと思います。しかしその実態は。非常に遅い。我々が納めた貴重な禅譲
から我々の常識とはかけ離れた経費を取っていた等を後から聞かされると、何か支援の
気持ちも薄れ、結果として、今では、継続されていない方も多いと思います。
でも、被災地にたった4回しか行っていない私でも、仮設住宅ができて瓦礫が一応片付いた
以外は、本当の復興は何も進んでいないことが分かります。
必要なのは、「被災された方々を忘れてはいません」という暖かい「想い」でしょう。そして
出来れば、今年ももう一年その支援を続けてみようという 継続性ではないでしょうか。

次に悩むのは、何に支援すればいいのかということですが私も非常に悩みました。
福島の原発被害等を思うと私一個人や、もう少し大きな例えばロータリークラブという組織でも
一体何をしたらいいのか分からない。色々な意見がでるのですが、結局はまとまらず、結果
として何もしないということになりかねません。

そこで私は、割り切りました。
原発問題等はやはり国や少なくとも自治体レベルで解決や支援すべき問題なのです。
私のような一個人が悩んでも仕方がない。よって私は自分の実力と分をわきまえました。
私のような個人は、被災された個人を支援すればよいのだ。従ってロータリークラブなら、
被災した地域のロータリークラブの会員の支援やロータリークラブの組織としての復興を
支援する。そしてその地元のロータリークラブを通して、被災した地域の方々を支援して
いけばいいと思ったのです。

縁あって最初に支援した 丸新石油様は仮設SSから この3月に本格的に改造したSSが
出来るそうです。またそれを機会に私もご提案したSSでの格安レンタカーも始めるそうです。

一方陸前高田の佐々木様は、従来会社のあったところに事務所を建てる訳には行きません。
よって高台に土地を借りてそこに仮設?事務所をロータリークラブと併用で建てたところです。
ただ印刷事業の復興という意味では、ほど遠い状況にあるというのが現状です。

嬉しいご報告 らくらくセルフ丸新 大船渡SS 改装オープンの連絡が来ました
東北支援の会の5月報告6月報告でご紹介したらくらくセルフ丸新の新沼社長から
大変嬉しい報告が届きました。震災以降 1週間後に仮営業を再開した訳ですが、
写真の通り 防火塀も壊れたままでの、本当に特例処置のでオープンでしたが
この程、改装工事が無時終了し、パワーUPして本営業となったそうです。
私のご提案した?レンタカーも一応事業としてやってみるとのご連絡を頂いたので
大変楽しみです。4月訪問時には、是非お祝いもって駆けつけたいと思います。
以下新沼社長のコメントと写真です。

先の見えないものに対して勝負をしなければならないので不安でいっぱいですが
今まで以上にお客様に楽しさと利便性を提供できるように頑張っていこうと思います。


読者の皆様 写真をクリックしてキャノピー横の↑にご注目。圧倒的メッセージです
第3部 日本を愛する日本人として

関東大震災や戦後の焼け野原を乗り越えて来た日本人

今回の大震災は誠に不幸な出来事です。しかし長い長い歴史の中で、そういう苦難を日本人は
世代を通して乗り越えて来ました。逆に言えば、世界に冠たる勤勉さや、秩序や良識ある日本人
を育てねきっかけとなったのは、災害も含めた大自然ではないかと思うのです。 世界との比較
においては、決して恵まれた国土とは言えない日本が、更にあの太平洋戦争では、多くの主要
都市が焼け野原になったにも関わらず、世界に例を見ない奇跡的な復興を遂げただけでなく、
更に近年まで、世界第二位の経済大国になれたのは何故なのか。今月は、お読み頂くだけで、
自信と誇りの持てるテーマに挑戦してみました。
これは私の連載をさせて頂いている業界唯一最大の月刊誌、月刊ガソリンスタンド3月号です。
以下項目だけですが、、全文を読みたい方は是非月刊ガソリンスタンドを購読して下さい。

〇国土としての10の弱点
  某大学の客員教授によれば、わが国の国土は、経済競争相手の中国、米国、欧州諸国
  との比較において10点もの脆弱性があると言わざるを得ないのだそうです。例えば
   @ 国土の形状が細長くて海岸線が複雑で A 主要部分が4島に分断されている
〇それでも私は日本が好きだ
〇四季のある日本の国土
  正にアリとキリギリスのお話しです。厳しい寒い冬に備えるために勤勉さが生まれた。
〇村社会と島国根性 それが生んだ礼節や秩序
  農耕民族として助け合わなければ生きて行けないから村社会が生まれ礼節を重んじた
〇自然を恐れ崇めて来た多神教的発想。これをハード復興の基本理念にすればいい。
  欧米は一神教。下手をすると排他教。日本は山の神海の神。八百万の神です。
  自然の猛威は神の怒りとして真摯に受け止めた。防波堤的敵対発想ではなく松島のように
震災の被害が大被害だからこそ、大復興が待っている それを信じて想いを行動に
日本人は、天災にしろ、戦災にしろ、その非常に厳しい苦難をバネに成長して来たのだと
思います。 戦災では、日本の都市の多くが焼け野原となり、多くの優秀な将来ある若者が
戦争で多数亡くなりました。更に某客員教授によれば、全く恵まれないはずの国土ながら、
戦災の時も、明治初期同様、外国の優れた商品等の模倣に始まり、その勤勉さと民度の
高さで、技術立国日本となり、戦後の復興から、世界第二位の経済大国となり、国民の
平均寿命も世界第一位。治安の良さも世界トップクラスの素晴らしい国を作り上げたのです。
お叱りを覚悟で申し上げれば、あの当時の軍国主義の日本では、世界からいつかは叩かれて
いたでしょう。従ってあの敗戦なくして、その後の復興や世界第二位の経済大国の実現は
なかったのだと思います。 従って今回の震災の被害や苦悩が多ければ多いほど、時間こそ
掛るかもしれませんが、その後の被災地の東北や日本は、戦後の復興のようにすばらしい
国が必ず出来ると信じています。 もし政府のていたらくで、我々の世代で復興が完成しなくても
子供や孫の世代にこの教訓と素晴らしい日本の実現に襷をつないで行くのが、歴史ある
日本人の姿でしょう。 だからその国民性に誇りと自信を持って、被災地のそして日本の復興を
信じて、地震の被害を受けなかった我々こそが、被災地を思う気持ちや思いやりを是非行動
に代えてゆこうではありませんか。 (以上月刊ガソリンスタンド3月号抜粋)
番外編 震災復興支援 東京マラソンチャリティー枠で出場 自己ベスト更新して来ました
東京マラソン2012は2月26日開催されました。今年のチャリティーはその半分を東北支援に
充てるとお伺いしたので迷うことなく申し込むことにしました。でも誤解の無いよう申し上げれば
ハワイのホノルルマラソンに出る総経費を考えたら、東京マラソンのチャリティー枠の方が
遥かに安いのです。そして震災復興にも役に立てるなら、この上ない喜びです。
私にとってのマラソンは、シーズンインである9月よりレースも含めて月間100km程度の練習量
です。今年度も9月から練習を開始して、12月まで順調に練習量を積み上げて来たのですが、
1/9に膝を痛め、1/10から約1か月全く走れませんでした。(幸い関節ではないので回復はする)
では東京マラソンまでに何か出来ることはないか。それは食事制限によるダイエットしかない。
忘年会と新年会で丸々太ってしまった体を、毎週1kg落として2/19までには1/9比マイナス5kgを
達成し、最後の1週間はあえてリバウンドさせマイナス4kgのベストで当日を迎えました。
以下が5kmごとのラップと昨年ラップとのタイム比較です。昨年の初参加の詳細はこちらです

距離 累計時間(正味時間) 5kmLap 昨年Lap 改善 走りながら写真
5km 00:36:30 (0:28:17) 0:28:17 0:27:21 +0:00:56 前半25kmで
230秒=
3分50秒も
オーバー
したが
圧巻のスタート
昨年撮れなかった
新宿通りの7車線
一方通行は圧巻
10km 01:05:26 (0:57:13) 0:28:56 0:27:39 +0:01:17
15km 01:33:59 (1:25:46) 0:28:33 0:27:44 +0:00:49
20km 02:03:20 (1:55:07) 0:29:21 0:28:33 +0:00:48
25km 02:33:26 (2:25:13) 0:30:06 0:30:06 0:00:00
30km 03:03:56 (2:55:43) 0:30:30 0:32:52 -0:02:22 後半17kmで
791秒=
13分11秒も
挽回した
スカイツリー
銀座通は双方向
私は幸いに帰路

35kmはANAL本社
35km 03:35:24 (3:27:11) 0:31:28 0:34:42 -0:03:14
40km 04:06:01 (3:57:48) 0:30:37 0:36:06 -0:05:29
Finish 04:19:14 (4:11:01) 0:13:13 0:15:19 -0:02:06
写真撮影時間除き推定 4:09:58 4:11:01 4:20:22 -0:09:21

ご覧の通り自己ベスト更新は、後半が粘れ、壁に見える佃大橋(昨年写真1 写真2)も
歩くことなく走り登れたことですが、その要因としては、以下が考えられます。

1 気象条件。曇りで風なく一定(約7度)。昨年の後半は暑かった。昨年ゴールは18.7度
2 故障で走れないので食事ダイエット。今年64kg-昨年67kg -3kg。但しスタミナ切れのリスク?
3 走れない1/9以降、本社8階までは階段登り。(膝にもよいということなので)
4 同様に自宅では腹筋100回。1/9以降ほぼ毎日。昨年もやったがよく忘れた。
5 社員有志の応援あり。10km 20km 33km(銀座付近)で高カロリーゼリー補給成功
6 昨年 30km-35km付近で襲われた胃痙攣がなかった。
7 チタンテーピング、膝サポーター、ふくらはぎフィッテング等で乳酸の増加を抑えた?
8 最後は被災した方々の苦労を思って、戦う勇気があった。  

私の究極の目標は、4時間切りです。このタイムは私の今の年齢だとゴルフのハンデでいう
なんちゃってシングルのレベルだと思います。練習でタイムが伸びると言われている50代中に
何とか4時間切り(サブ4)を達成したいと思います。しかし一般的には、サブ4は、月間200kmを
半年間続けなければ達成できないと言われています。しかし最小の投資(時間や労力)で最大の
効果(サブ4達成)をあげるのが経営者なので、効率的な練習で目標を達成したいと思います。

人間、年が若返ることはありません。しかし自己新記録達成というは、正にマラソンでの
体や体力は、若返っているということになるでしょう。これは実に嬉しいことです。改めて、
いい年をしてフルマラソンを走れる体を持てたことと、その環境全て感謝致します。
 そして来年も、その環境が許せば、喜んでチャリティー枠でも走りたいと思います。


  撮影 加藤 正生 殿 21km 付近 二回目のゼリー補給直前です。