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21世紀のグローバルエネルギーを考える 燃料電池とは何か、いつ頃普及か、ガソリンエンジンの巻き返しは |
燃料電池とは何か、その根本原理は水の電気分解
燃料電池にはどんな種類があるのか。その特徴は?| 燃料種類 | 固体高分子型 PEFC |
リン酸型 PAFC |
固体電解質型 SOFC |
溶解炭酸塩型 MCFC |
アルカリ型 AFC |
| 電解質の種類 | イオン交換膜 | リン酸 | ジルコニア | 炭酸カリウム | 水酸化カリウム |
| 作動温度 | 常温−90度 | 200度 | 900-1000度 | 650-700度 | 100度 |
| 発電効率 | 40-45% | 40-45% | 50-60% | 45-60% | 60% |
| 特徴 | 小型、立上げ早い | 中型実用化 | 大型用将来 | 高効率試験段階 | 試験段階 |
| 問題点 | 温度水分管理 | 長寿命化 | 耐熱材料 | 耐熱材料 | 純水素利用 |
どんな用途があるのか。
目から鱗が落ちるFC自動販売機(右写真東芝製)
期待される家庭小型用
上記の通りですが、電子レンジやドライヤー等、1kWぐらい使用する機器が思い浮かび
ましたが、時間帯で平均してしまうと意外に低かったのには正直驚きました。
従ってベース電力を得意とする燃料電池にとって必要な容量はせいぜい1kwでこれは
現在開発されているPEFC型の燃料電池能力の範囲であることはうれしいことです。
キーワードはベストミックス
実用段階はいつなのか。固定式燃料電池は2005年?
遅れる自動車用燃料電池の実普及。解決すべきインフラ問題
日産の快挙、通常ガソリンエンジンの巻き返し
| 車名(一部推定) | HC | CO | NOx | 10.15m燃費 |
| ブルーバードシルフィ1.8L2WD | 0.01 | 0.33 | 0.01 | 16.0km/L |
| ホンダインサイト1.0L | 0.02 | 0.67 | 0.02 | 32-35km/L |
| トヨタブリウス1.5L | 0.03 | 0.40 | 0.04 | 28-30km/L |

お薦めはLPガスバルク供給燃料電池(右写真は東芝製PC25C)
電気と都市ガスとLPガスが共存する日
21世紀のグローバルエネルギー会社を目指してさて弊社も昨年10月に創業130年を迎えました。頭髪油、ともし火油、食料油からスタートして、戦前からガソリン、昭和30年代にLPガス、昭和40年代に石油化学(合成樹脂)、昭和50年代に計算センター(OA化推進)、昭和60年代に不動産、そして平成にはIT革命と変化する環境に挑戦し続けて参りました。確かに創業者からそしてお客様から頂いた歴史と伝統そして信用は大変ありがたいことです。しかしそれに甘えず、過去の既存概念に捕らわれず、21世紀もガソリンでもなくLPガスでも灯油でもなく真のグローバルエネルギーを供給出来る会社として、皆様のお役にたって行きたいと考えています。まずは皆様「燃料電池」と聞いてたら是非、垣見油化とLPガスを思い出して下さい。そして本気でお考えなら是非ご連絡下さい。どうぞよろしくお願いします。
尚、今回企画に際し、日石ガス販売部の大森栄治先生には大変お世話になりました。読者の皆様にご報告申し上げるとともに改めて感謝致します。ありがとうございました。