大反響「よくわかるガスエネルギー業界」NO2
 ここが面白い等皆様から頂いた貴重なご感想と今年の重大ニュース
あなたは、「よくわかるガスエネルギー業界」出版記念企画の番目のお客様です。
またガス体エネルギー企画としては、 番目のお客様です。

この度「よくわかるガスエネルギー業界」を出版させて頂きましたが、お陰様で大好評で
前著 「よくわかる石油業界」よりも むしろ面白い、エネルギー業界人としては役に立つ等の
ご感想を頂いております。今月は、この「よくわかガス本」に頂いたご感想等を、カジュアルと
これから就職面接を受ける大学生用に、或は業界に既に入社された新入社員の皆様用に、
そして業界会社の経営者や人事部長様が、自社の社員の感想文や問題意識等を、良い意味で
比較して頂く用に、重い気愛の入った感想文もご紹介したと思います。ご感想をお寄せ頂き、
そして快くその開示にご快諾頂いた皆様には、改めて御礼申し上げる次第です。
また最後には、年末好例の今年の業界の重大ニュースをご紹介させて頂きたいと思います。
                         2013年12月16日NO2  文責 垣見裕司 ver2

業界マスコミ3紙は、写真入りでご紹介頂きました

日刊 油業報知新聞 2013-11-6号
プロパンブタンニュース 2013-11-11号
プロパン産業新聞 2013-11-12号。
また 都市ガス系の新聞である
ガスエネルギー新聞 2013-12-9号にも掲載頂きました。
都市ガス業界には、色々ご意見を申し上げておりますが
あるいみ認知されたのでしょうか。大変嬉しく思います。
好意的にご紹介頂いているので、申し訳ないくらいです。



皆様からの口頭レベルのカジュアル感想です。章ごとに記述してみました。

第1章 日本のガス業界の現状
 P21  LPGとLNGの違いはよくわかった。液化温度の違いを考えると
     LPGのライターは出来ても、LNGライターは出来ない等の説明をいれると
     もっと分かり分かり易いですね。
 P23 LNGの使用量が 東京電力>東京ガス+大阪ガス+東邦ガス には驚いた
 P23 都市ガスの半分が工業用とは知らなかった
 P36  LPGのガスメーターが何故容器より上に設置されているのか初めて知った
 P38 マイコンメーターが事故防止に役立っているとは知らなかった

第2章 世界の1次エネルギー LNG LPガスの輸入
 ガスのみならず、1次エネルギー全体がバランスよく公平に記されて分かり易い。
 気体の天然ガスと液体のLNGの世界取引量がこれほど違うとは思わなかった。
 LNGの購入量が日本が世界一と知ってびっくり。スポットが少ないのもびっくり。
 P60 原油 LPG LNG タンカー建造コストなど考えたこともなかった
 P68 同様にタンク製造コストの比較も非常に勉強になった
 P66 LNGには備蓄義務がないことを初めて知った。その理由もよくわかった

第3章 米国発シェールガス革命とは
 P72 シェールガスの本は多くなったが簡単にまとめられているのがよい。
 P72 気体の天然ガス 液体のLNG 更に場所によって価格の違いもわかった
 P80 パナマ運河の解説があるのはよかった。遠方の米国は輸送問題ですね
 P82 中国のシェールガス開発は難しいという意見は私も大賛成の

第4章 環境にやさしいガス体エネルギーとエネファーム
 P88 産業革命以前の 人馬や薪 を 動力と火力 との表現は納得以上の圧巻
  それ以降 僅か4ページで 公害と大気汚染の歴史を総括しているのはすごい。
 P98 燃料電池の本は多いが、最低限知っておくべき事が簡潔に纏められている。
  これからの課題も冷静に指摘しているのがよい

第5章 自動車向けガス体エネルギー FCVと水素スタンド
 本HPでの前宣伝の通り面白かった。垣見さんが最初FCVに否定的だったところ
 から始まっているので、むしろ引き込まれた。今後もタイムリーに改定してほしい

第6章 都市ガス業界の課題と今後への対応
 都市ガスが具体的に何をやつているのかよく分かった。
 P150 都市ガスも電気も自由化の割合がこれほど大きいとは知らなかった。
     従って一般民間需要から儲けているのはちょっと頭に来る
 P152 都市ガスの六本木エネルギーを褒めた上で簡易ガスを認めない指摘は納得
 P156 都市対抗野球のくだりは非常に面白い
 P158 もし石油業界が地域独占権を持っていたら という発想がいい。
     電力業界 都市ガス業界の人の反応が聞きたい
 P160 代理店の本音 よくぞ書いてくれました

第7章 LPガス業界の課題と今後への対応
 P162 垣見さんも販売側なのに 小売価格の高止まりを指摘してのは偉い
 P168 販売業者や卸売業者の改革は実現するのでしょうか
 P172 元売改革は、よくLP元売さんからのOKが出ましたね。
 
第8章 東日本大震災の教訓 来るべき大震災への対応
 P188 本章のマクロ(業界)からミクロ(個人)の対策まで、端的な指摘はすごい
 P192 首都直下型地震で最大3か月 都市ガスが止まるという意見は否定しない
 P193 一般住民の防災対策は教育関係者にも読ませたい。
    小学校4年は夏 6年は冬休みに避難所(学校)の宿泊訓練提言は素晴らしい

第9章 日本のエネルギー政策への提言 大転換を迫られました。
 P198 小泉元総理の原発即時全面停止が既に本書に書かれているのはすごい。
     はっきり言い切った垣見さんに拍手。(反面綺麗ごとだとのお叱りもあり)
 P208 ガスのみならず石炭火力にまで触れているのはいい。石炭を微粉にしたり
     ガス化して燃やしているのは知らなかった。
 P214 国家政策への提言も特に目新しいものはないが、むしろ現実ではないか。

あとがき シェールよりビールだ のくだりは面白かった。

某石油元売、某LPガス元売の 20代若手社員が書いてくれた感想から学ぶ

A 石油元売人事部門 20代
 
本著は、日本独自では脆弱な供給体制しか持っていないエネルギーの事情について、「考えさせてくれる本」です。東日本大震災後のエネルギー政策についてメディアではさまざまな考えが発信されていますが、エネルギーを考えるにあたっては、石油、LPG、LNG、電気、原発等の幅広い知識が必要であり、体系だった考えを構築するのは困難でした。本著は、ガスエネルギー業界と謳いながらも、著者の専門である石油、LPG業界の情報がふんだんに散りばめられ、エネルギー業界全体を見渡せるようになっていることから、自分自身で考えることを手助けしてくれます。シェールガス革命もあり、エネルギー業界は激動の時代ですから、この時期に本著を発行することは、大きな意義を持つものと考えます。
 また筆者は様々なデータに基づき、読者が考えを深めてもらうような構成にしていますが、端々に著者自身の考えも述べられており、「日本のエネルギーを皆で一緒に考えていこう」という熱い情熱が感じられます。これからエネルギー業界に飛び込もうとする学生およびエネルギー業界の社員(特に若手)に元気を与えてくれるものと考えます。以下、エネルギー業界に飛び込もうとする学生やエネルギー業界の社員にどのような影響をもたらすかを考えたいと思います。
 まず、エネルギー業界を志望する学生が本著を読むことで、エネルギー業界の中で、最も自身に合った業界は何かを考える手助けになります。エネルギー業界を志望する学生は、社会貢献がしたいと考える学生が多くいます。そのような学生が、どのような業界、会社で社会貢献できるか考え、ひいては、入社後も高いモチベーションを維持しつつ社業に励むことができるのではないでしょうか。
 エネルギー業界に身をおく社会人も、自部門の業務に追われ、つい何のために仕事をしているのか見失ってしまうことがあると思います。本著を読むことで、エネルギー業界人としての果たすべきことを考え、より一層仕事に励むことができると思います。 最後に、私自身も自部門の業務に集中してしまい、「エネルギー業界人」としての仕事を忘れてしまうことがあります。そのような中、本著を勉強させていただいたことは存外の喜びでした。改めて感謝申し上げます。

B LPガス元売 入社1年     同入社4年目、3年目、1年目 3氏の感想はこちら LP元売幹部感想 弊社SS所長感想
「よくわかるガスエネルギー業界」を拝読致しました。日本のガス業界の歴史と現状、世界の一次エネルギー事情、今話題のシェールガス、そして今後ガス業界がとるべき方策等、ガスにまつわる情報が網羅されており、今年入社したばかりの新入社員の私にとって、バイブルとなるような本でありました。新入社員であるがゆえ初めて知ったことを重点的に書かせていただくことをご了承願います。興味深く読ませていただく中で、特に衝撃を受けたことが3つあります。まず1つはLNGに備蓄義務がないことです。同じガス体であるLPGには備蓄義務があるため、私は当然LNGにも同様に備蓄義務があり、国家備蓄が国の予算から歳出されて存在するものと考えておりました。ランニングコストが高く長期保存する備蓄には向かないことは承知しておりましたが、現在同じガス体であるLPGが国家備蓄を確保していることや、災害時の都市ガスの復旧に2〜3か月かかること、実質的なLNGの流通在庫が20日程度しかないを鑑みれば、当然コストをかけても備蓄は必要だと私個人としては考えております。この矛盾がエネルギー全体の国家戦略が細部まで明確に定められていないことに起因することとのことから、エネルギー業界は国家戦略に大きく左右される業界であることを改めて認識した次第であります。 2つ目は都市ガス全社のLNG輸入量より東京電力1社のLNGの発電での使用量のほうが多いことです。先入観を持つことは良くないと日頃から自戒してはいましたが、恥ずかしながら勘違いをしておりました。東日本大震災において原発が停止し、LNG発電の需要が急増したことは記憶に新しいですが、それ以前からこのような状態にあったことに驚きを隠せません。もはやLNGにおいてはガス業界・石油業界のような垣根は存在しないと頭に叩き込んでおきます。3つ目はLPG自動車・LPGスタンドの歴史が意外にも古いことです。タクシー業界で普及した理由について深く言及され、LPG車の車両価格が安価であることや、タクシー業界が広義でのエリア限定の業態であること、タンク寿命の短さが問題にならない理由等、事細かに記述されており、非常に明快でわかりやすいものでした。ほかにも新入社員の私にとって、初めて知ることが多く、興味深く読ませていただきました。どの章においても、メリット・デメリット、問題点等を客観的に指摘しており、非常に読みやすくなっておりました。エネルギー業界のベテランの方にも参考になる内容であるので、新人・ベテラン問わず多くの方にぜひ読んでいただきたいと思っております。今後何度も読み返し、LPG業界の課題を常に念頭に置きつつ、日々の業務に邁進致します。最後になりましたが、このような書籍を出版していただき本当に有難うございました。
エネルギー業界外の金融機関担当者が書いてくれた感想から学ぶ
C 金融機関担当者
 (今回頂いた中では、唯一エネルギー業界以外の方なので大変参考になりました。垣見)

 本書は、9つの章ごとに個別のタイトルがあり、一単元一単元で完結している上、読後に、

@ 「石油」「都市ガス」「LPガス」 ×
A 「世界」「世界から日本」「日本」「日本から企業」「企業」「企業からユーザー」「ユーザー」


というクロスセルで現況を把握出来るようになっており、非常に理解を深めることができました。
それゆえに国内エネルギーの差し迫った現況の中で、LPガスのポテンシャルがなぜ活かされていないかについてもやはりその時間的・空間的な変遷をもとに一つの回答を得ることができました。
さらにそれに対しての垣見専務の理想的数値と、その理想への道筋が政府への提言という形で表れており、読後に急にパズルが埋まったような感覚でございます。

≪感想≫

個人的には、銀行員といった観点を抜け出し、「日本の安定的なエネルギー確保を考える人」として拝読させていただきました。
いくつか考えるところと致しましては、実際の出発点がどこであるのかということでございます。
主に高止まりするLPガスの単価について想いを巡らせましたが、果たしてその解決の真の出発点はどこであるのかということを念頭に何度もページをめくらせていただきました。
 本書以前の所感と致しましては漠然と政府の旗振りが必要と考えていたところですが、読後は原理的にはどの当事者も出発点足りえる、言い換えれば、明確に主導出来る場所が不鮮明な状態なのでは、という感想でございます。
とはいえ、現況でエンドユーザーからLPガスの有効性を訴える一体的なセンセーショナルが起こることは考えにくいですので、その潜在的な発起人はガス事業者(本書によってガス事業の業界垣根が限りなく曖昧になっていることを含めた上でこう表現しますが)であると考えております。
問題は政府が、ガス事業者が動き出すインセンティブを創出するのか、それとも事業者改革が政府を動かすのか、私にはまだそこに明確なイメージがございません。
 政府は政府で乱高下するLPガス輸入価格に本腰を入れて対策し、事業者の低価格化改革を促す施策を講じるべきであると思いますが、事業者は事業者で低価格化を追求してもインセンティブが得られる構造改革を進め、政府が動き出す必要性を突きつける必要があると感じます。それが、最終的に有用性の広がりとなり、ユーザーの後押しとなって表れるのではと感じておりますが、やはりこれについては両者交互に足を踏み出すような漸進的な改革が想定されているのでしょうか。
 
 読後には、大震災を経た今こそ、LPガスの有用性の機運は高まっており、抜本的で急進的な改革が求められているような気持ちを得ましたが、理解不足ゆえに未だ具体的な順序・手法がつかめずにおります。折がございましたら、是非ご教示をお願い申し上げます。
今回、LPガスについての感想を多く述べさせていただきましたが、実際にはそこだけにスポットライトがあるわけでは無いことはもちろん把握しております。個人的にまったく新しい観点を得たと言う点で触れさせていただきましたが、実際には原発の限定的再稼働期限が私の想定より遥かに短い2020年だというお話、LNGの備蓄義務が無い理由についてのお話、またロシアと日本の外交の変化原因のお話(シェールガス革命・メタンハイドレードのポテンシャル)や、卸売での顧客情報の横断的な提携など、目から鱗の話ばかりでございました。
本書により、ガスエネルギー業界の現況とそこに至るまでの理由について本質的な知識を得るとともに、今後の展開を追うための複合的な視点を得ることができました。このようなご機会をいただき、深く御礼申し上げます。愛書として再読を重ね、業務にご活用させていただく所存でございます。

*筆者の方が勉強になりました。改めて上記3名様には厚く御礼申し上げます。*

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今年の 私の選ぶ業界重大ニュースは

この1年を振り返るとあの公取関連のニュースが大き過ぎて「他に何かあったかな」
と思ってしまう方も多いと思います。でもあえて挙げておいた方が、あとあと2013年を
振り返ったる時に参考にになる。という訳で年末好例、今年の重大ニュースです。
もっとも紙面が無くなってきましたので、まずは選んだ見出しからご紹介します。

@6月28日、日経新聞の衝撃    A何も反論しなかった元売
BSS業界の反応は冷静な系列 予想以上の反応のPB
Cエネ庁の出した歴史的文書と元売の反応
Dその一連の対応としての JXブランド費1円値下げ
             とまあここまでは公取関係が上位を独占してしまいました。
ECIF価格は歴史的高値       F低下する業界マージン
G猛暑でも販売減。特に秋以降は下落幅拡大   H油外も厳しいのではないか
ISS併設型水素スタンド誕生    J東燃の三井石油買収報道
K番外 補助金のお蔭で 40年超の地下タンク問題おける大量廃業は回避された

上記項目の詳細解説ですが、幸いにも 月刊ガソリンスタンドの12月号の掲載を特別
にお許し頂いたので、http://www.kakimi.jp/pdf/GGS2013-12.pdf からどうぞ。
その他にも同社のご厚意で閲覧できるものもいくつかあります。こちらからどうぞ。

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