検索サイトが、ネットビジネスを握る?
 通販商品ならオオバケしたかもしれない、ホームページの威力
あなたはIT&HP戦略と3月企画の 番目のお客様です。更新時14400件よりスタート
約10年前に弊社がHPを立ち上げた頃は、yahooを始め、あちらこちらの検索サイトのカテゴリーを
選んで、弊社企業名とそのアドレスを一生懸命登録したものでした。その当時の快挙としては、
NECさんのNETPLAZAという検索サイトのアクセスランキングで、名だたる元売様や有名企業を
押さえて、弊社がトップになったこともありました。1997/12/7詳細はこちら。
でも今はどうでしょう。Yahooのメインページから「垣見油化」と書いてクリックすれば、一発で当社
メインページ他、当社社名が出ているサイトを数多く表示してくれます。
でも当社を知らない人には、どうやって当社HPを探してもらえばよいのでしょうか。
幸か不幸か石油製品はネット販売が出来る商品ではありませんので、こんな悠長な解説をして
いられますが、もし宅配便等で全国津々浦々に安価で配送出来る商品を扱っていたら、今頃は、
もう左うちわだったかもしれません。今月は、インターネットのプロには当たり前の話ですが、ネット
が得意でないという石油業界の皆様に、「検索サイトの意味やその恐ろしいまでの影響力を考える
とともに、弊社をご紹介頂いているサイト様に感謝したいと思います。 07/2/27 文責 垣見裕司

まずはYahooで「垣見油化」と入れて検索してみると
検索オプションは完全一致、すなわち「垣見」「見油」「油化」だけではだめという意味です。
クリックして直ぐに「382件」がヒットし、その検索時間はたった0.01秒のようです。

さて今表示した中で、1,3,4は弊社サーバー内のアドレスですが、2は、石油化学新聞社様の
サイトです。以前取材を受けた際の記事をHPにのせて頂いていたことを初めて知りました。
でも弊社サイト内にあるものは、もちろん承知しているので、弊社サーバー以外で掲載させて
いるものを見つけるために、「www.kakimi.co.jpやwww.kakimi.jp を除く」という検索オプションに
して「絞り込み」を行っても、まだ309件がヒットし、弊社名がネット上に存在しているようです。
同様にグーグルhttp://www.google.co.jp/という検索専門サイトで調べてみるとこちらは更に
多く976件があり、当社サーバー以外では、298件残りました。前述のyahooとあまり変わらない
数字なので、「あたらずしも遠からず」なのかもしれません。
涙が出るほどありがいコメント
では少し時間はかかりますが、約300件の中から、面白いものをピックUPしてみましょう。

13番目の
Car Life ~ クルマ専門リンク集 ~ というサイトがありお邪魔してみると
 ガソリン業界の全てを垣間見れる、ガソリン業界の総合サイト。
 と言えば大袈裟ですが、このサイトの冒頭にこうあります。

 当社HPは「生きて育つ、内容は深く、容量は軽く」をモットーに、有意義な業界情報の無償提供という
 ささやかな社会奉仕を続けていきますのでどうぞよろしくお願いします。

 いいサイトだ。(≧▽≦)。業界動向やガソリン価格調査はもちろん、ガソリンだけでなく
 内燃機関燃料についてもかなりのノウハウを持っていると思われます。必見あれ。

42番目のいいガス屋さんをさがす奥様の「ガスナビ」 というサイトでは
 
LPガス業界ホームページの定番(垣見油化)。その情報量の多さと情報鮮度は抜群。
 業界人のみならず情報感度の高い奥様は必見!


またグーグルの検索サイトからヒットした
 エネルギー関連リンク・・・風力関連を中心としたエネルギーリンク集では

 石油関連石油業界はインターネットに弱い?あんまり目立つサイトが無いですね。
 垣見油化企業のHPですが、自らの意見を発信しているサイト。非常に勉強になります。
といずれも涙が出るほど嬉しいコメントです。全部ご紹介出来ないのは本当に残念ですが
改めて深く感謝申し上げたいと思います。
社名を知らない方々のアクセス方法は それはキーワード検索です
では当社社名をご存じない普通の方は、どのようにして当社HPに辿りつくのでしょうか。
それはたぶんキーワード検索でしょう。例えば「ガソリン価格」というキーワードでyahooにて
検索してみると、下記の通り実に328万件がヒットします。しかしよく見ると最初の3つは広告
ですから、何と当社ページが328万件ある内の最初に選んで頂いたことが分かります。



同様にグーグルの方も、54万件がヒットし、やはり当社を2番目という超上位に選んで
頂いている事が分かります。
「価格」を除いて単なる「ガソリン」とだけ入れて検索してみる
では、当社を選んで頂く条件をある意味更に厳しくして、「ガソリン」とだけ入れて検索してみます
まずYahooで「ガソリン」を検索してみると、ヒット数は1340万件。「ガソリン価格」より遥かに多く
なりましたが、なんと広告除きでは、弊社の「ガソリン」価格のページが3番目に来ています。
下記の内Wikipediaは、辞書検索では超有名サイトなので、これを除けば、堂々の2位。
1位には、天下の東京工業品取引所なので、これは快挙といっていいでしょう。感謝・感謝。
またyahooには「石油」というカテゴリ内に345サイト、「ガソリンスタンド」には32サイト登録されて
いる事が分かります。弊社は、「石油」の中の「流通」に登録させて頂きましたが、もはやこの
カテゴリ登録はあまり、意味を持たなくなりつつあることがお分かり頂けるでしょう。
                                          (2007/3/7 検索時)



では最後の大勝負!、天下のGoogleで「ガソリン」だけを入力し検索してみました。やりました。
何と1490万件もヒットしたのに、当社のガソリン価格、1ページ目10位に表示されています。
実は、2/23に検索した時には、100番目にも出てこなかったので、諦めていたのですが、26日に
見た時には10位にランクされていました。キャッシュをみると2/24となっていたので、グーグルの
ロボットプログラムが、当社ガソリン価格ページを確認しに来て、その内容や前回からのアクセス
数のUP等を分析して、上位にランクしてくれたのだと、勝手に想像しています。

それに弊社のガソリン価格ページの下に、下記の様なグーグルの関連検索項目がありますが、
ここの「ガソリン価格」をクリックしても、弊社のページが前述の通り2番目に表示されるので、
この関連検索も、一般の方が、弊社HPに辿りつく確率が俄然高くなるでしょう。





このランキングは何番目まで見ているのか
通常このような検索の際、新たに表示されたページの一体何番目まで見てくれるのでしょうか。
1月21日に放送されたNHKスペシャルでは、人間が見ている視点を映像化したものの具体的な
数字はなく「5番目は半分になると分析する人もいる」という程度のコメントでした。
ここから先は単なる推測ですが「1番上を見る確率を100%とすれば2番目は90%、3番目は80%、
4番目は60%、 5番目で50%、10番目では、10%あるかないかでしょう。
1ページに何件表示されるかによっても異なると思いますが、NHK番組では、「15番目以下は、
ネット上に存在していないに等しいのです」と非常に厳しいコメントをしていました。
意図的に検索サイトの順位を上げることは出来ないのか
では検索サイトに表示される順位を意図的に上げることは出来ないものなのでしょうか。
しかし幸か不幸か、YahooやGoogleは、その順位を決定するプログラムの優先順位条件を
を公開していないので、私になりに予想をつけてみましょう。

 1.ガソリンというキーワードが多く、文の中に占める割合もある程度高いこと。
 2.そのページのアクセス数が高いこと。
 3.最低限の頻度で、そのページが更新されていること
 4.多くの他のサイトから、そのページへのリンクが張られていること。

などと、考え出したらきりがありませんが、逆に「ガソリン」というキーワードが、そのページの
中にあまりにも多い場合、例えば「ガソリン」という文字を使って、何かの絵を描く等をしている
場合には、減点されたり、酷い場合は、検索結果から除外するなどの条件もあるでしょう。
実際、検索サイトの上位に位置することを指導するHPコンサルティング会社が、少なくとも
アメリカにはあるそうで、先に紹介したNHKの番組でもその社長がコメントしていました。
またアクセスを一時期あげるなら、多くのアルバイトを使って何度もクリックさせたり、懸賞を
出して懸賞サイトに登録したりする等色々方法はあるのかもしれませんが、そのような小手先
の対応をするより、一番重要なのは、やはりその内容すなわちコンテンツであると思います。
捕らぬ狸の皮算用=もしガソリンが通販可能な商品だったら
ネットビジネスを考える場合、取り扱っている商品が宅配便で簡単に運べる通販が可能で
あるか否か、或いは「映像」や「音楽」「情報」のように物流さえも伴わず、販売出来るか
どうかで、大変違いが起こるでしょう。
弊社HPのアクセス数は、年間約50万件。ここから先は狸の皮算用ですが、1個10000円。
粗利20%のヒット商品があったとして、年間 50万人の内、50歩譲って2%の方が購入すると
年間 1万人 x 1万円 X 20% = 2000万円。5年間なら正に粗利1億円となるでしょう。
従って、そのヒット商品の価値もさることながら、そのような多くの方が見に来て頂けるサイト
をもっていることも、そのヒット商品と同じくらいの価値があるのではないでしょうか。
当社は、当社HPの役割=「社会貢献」を第一に考えたいと思います
良く当たる競馬の予想屋さんでも、自分が馬券を買うと当たらない。
良く当たる占い師さんでも、自分の事となると分からない。このような話は良く聞きます。
私どもが、もし色気や下心があったら、こう上手くは行かなかったでしょう。よって私どもは、
HPの冒頭にある「業界情報の無償提供は、私どものような中小企業でも出来る社会貢献」
という基本コンセプトで10年間、取り組んできたことの「ご褒美」と考えるようにしています。
今後も、読者の皆様にとって有意義な情報発信を心がけて行きたいと思います。(感謝*2)