CEもESも社員教育も幼児教育もその根本は同じだった
女子大学での講演は大反響。その秘密はビジネスコーチだ
拝啓 CE 、ES、社員教育関連企画で 番目のお客様です。更新時 19,300件 2005/6/30
当社HPは1996/7/4に開設、今月で9年となり、累計アクセス数は、現在 件です。
これも偏に皆様のお陰と感謝する次第です。実はこの6月も合計4回の講演依頼がありました。
6/14は、恒例となった経営高度化の事例発表会でCSの話を愛知石商様、6/23は、某総研会社の
CS向上委員会で、やはりCSの話、また6/6はご当局様と本当に有意義な懇談をさせて頂きました。
しかし一番嬉しかったのは、ある女子短期大学で、幼稚園等の保育士を目指し、その教育実習を
直前に控え、やや緊張気味の180名の女子大生に90分の応援メッセージ講演をさせて頂いたことです。
学生さんの反応は、かなりよかったので、私としても大満足でしたが、本当の感動は1週間後でした。
今日は「その感動」のおすそ分けをさせて頂きます。この機会を与えて頂いたK先生、S先生。
そして講演でともに感動して頂いた女子大生の皆さん。直前に私にプロのコーチトレーニングをして
頂いた、ビジネスコーチ社の細川社長様、吉田取締役様、本当にありがとうございました。
全ての方々に感謝して今月の特別企画をお送りします。 文責 垣見 裕司 ご意見等はこちらから

何故教育界に関係のない私なのか、講演の目的は、ご依頼は、どんなものなのか
今回ご依頼を頂いた短大の助教授 K先生は、あるご縁で以前から存じ上げていたのですが
当社HPでのES調査等の活動がお目に止まり、その内容等をご評価頂いたものと思っております。
「幼稚園という職場は、どうしても規模的にも性格的にも社会とのつながりが薄く、井の中の蛙に
 なりがちなので、学生には広い目で社会の一員であることを意識できる教員に育ってもらいたい」
 との趣旨で異業種の方のお話を聞いているそうです。そして学生には「人と接するのが主な仕事
 の幼稚園教員は、誠実に前向きに人と向き合う姿勢と、社会で仕事をすることの喜びと苦しみ
 厳しさに向き合うとともに、教育実習を前にやや緊張し、また自信をなくしたりしているので、
 勇気と元気をもらいたい」というのが、今回の講演の目的でした。
実は、私の所属するロータリークラブも「社会に出る直前の大学生や高校生に、社会人とは何か
 職業とは何か」教えるにあたって、それを学校だけに任せるのではなく、我々社会人も出来る
 ことなら協力しよう」という思いは以前からあったので、すぐに覚悟を決め快諾させて頂きました。
何をお話したのか
「渋谷」で見るガングロ、ヤマンバは、さすがにいないと信じていましたが、金髪?茶髪?の学生に
「つまんない」や「ウゼー」と言われたり「熟睡」されてしまったらどうしよう、という不安もありました。
しかしそれを払拭するのは、やはり綿密な内容の検討と熱い心です。そして熟慮した結果、題は
「立派な社会人に教育者にそして魅力ある人に日々向上し続けて行くため」にしました。
ビジネス界や石油業界の代表?とは言っても、原油高騰の話やガソリンスタンドの実態解説では
先生のご意向とは全くずれてしまうでしょう。従って今回は、弊社と、そして私の最も得意とする
自称業界NO1の所長会、社員教育、真の顧客満足や従業員の心からのやる気や満足度を核
とするとともに、聞くだけでなく、参加し、更に自分がその立場にたったらどうするか等を、シュミ
レーションしながら自ら考えて頂くために、最初は「学生モード」、そして「新入社員モード」
それから昇進して「所長モード」、身近に迫った先生の卵としての「教育実習モード」、将来の
「母親モード」、最後は言葉のキャッチボール「実演モード」等の各コーナーを用意し、真剣な
中にも楽しく、そして有意義な内容で構成させて頂きました。以下写真は講演風景です。
 
 
立派な社会人に教育者に、そして魅力ある「人」に成長し続けて行くために
1.はじめに  (学生モード)
 「私的民間企業」とは、何か。その存在目的は何か。綺麗事を言っても実は「営利目的」。
 では「営利」だけなら偽ブランド販売でも良いのか。勿論X、自分も相手も世間も良し=近江商人
 ビジネス界でも多くの研修会がある。それはすべて「コスト」が、かかっている。
 皆さんの授業にも「コスト」がかかっていて、ご両親やご自身が、自分に「投資」している。
 「投資」である以上「利潤」がなければならない。 それよって「授業料」が高いか安いか決まる。

2.今日の講義の目的の確認
 @良い社会人、良い教育者、そして最終的には「魅力ある人になろう」と決意し
 Aそれを実現するための改善方針、行動計画、タイムスケジュール入り具体的目標を考え
 B今日のお話で「感動した」 これは 「使える」 と思う話とともに、それをすぐに自分語に
  翻訳し、箇条書きで、出来れば授業を聞きながら完成させ、本気で人生に役立てる事

3.会社紹介 会社名、創業、社員数、年商、業種&自己紹介
 何故、今の仕事についたか。中学3年で継ごうと決意し大学に行き、学校案内をもらった。
 中学、高校では、硬式テニスで頑張りインターハイ。大学時代には、中高のテニス部監督
 大学の専攻は、経営工学 = シュミレーション。卒論は「プロパンガス配送システム」。
 その時に申請したら特許がとれた。でも書きたかったのは「女性と母親のための自然科学」

4.当社の新入社員に毎年話すこと (社会人 新入社員モード)
 入社後、最初研修会で一番最初にやることは、1分間自己紹介。今やってみたい人=0
 最初の質問は、学生生活とこれからの社会生活と一番違うことは何か=「       」
 新入社員に私からお話する二つの重要なこと
   @何事にも前向きに積極的チャレンジし続けて、常に自分を向上させ続けてほしい
   A逆境に強い人になれ! 逆境時にこそ、その人の真価が発揮される。
    では何故逆境は怖いのか  1              2                  
  ではどうすれば、いいのか。実は考え方一つで、逆境がチャンスに変わる。
  監督時代に学んでもらった「どうすれば試合に勝てるか」の極意と共通するものがある

5.経済界の今と昔、そしてこれからの課題
 昔は、「メーカー」第一主義、プロダクトアウト、経済復興上仕方が無かったのかもしれない
   物が無かった時代は、こわれない良い物さえ作れば、確かに売れた。プロジェクトXの世界
 今は、CS「顧客満足度」、「顧客」第一主義、「顧客」中心主義、マーケットイン
  お客様の満足、納得や感動、あるいは不満の解消に付加価値がありこれが利益を生む。
  今は、物から心への時代。良い車は一杯ある。宣伝も、車を持つことそのものではなく
  「思い出を作ろう」と、買った後に得られるであろう家族との幸せや満足を表現している。
  CSを重視しているかと100社に聞ければ、98社YESと答えるが、顧客の声は聞いていない

6.社員教育はビジネス界にとっても永遠のテーマ
  そのCSを実践するのは、誰かと言えばそれは社員。ならば社員教育だ。より強化しよう
  象徴的な外部教育機関へのアウトソーシング。OO道場、活気訓練、セールス基本用語
  CSがいつか、接客サービスマニュアルになり、更にはスパルタで実施されるものになった
  しかし、あなたが一消費者として、ビジネス界に改善を期待していることは、これですか?

7.では当社は、CSをどう教え、どう実現しているか、(ここからは所長モード)
  所長会でCSとは何かと聞く、はい 顧客満足度ですと一番優秀な所長が答えるが、
  他の所長は CS=顧客満足度だけを覚えて帰る。しかしどう所員に教えるかは分からない。
初めて買った自分の愛車の如く、お客様の車を愛し、安全を願い、感謝されるサービス
  これは、全ての業界にあてはまる。カメラ屋の例、住宅メーカーの例
本当のCSは、従業員の能力や資質の向上と、やる気と満足度がなければ達成出来ない
  資質や能力 X やる気や満足度 X 継続 X 徹底 = 結果 → 成果 → 報酬
  高ES → 高CS → 高業績 → 高収益(会社) → 高収入(従業員) の理想的循環
  では、従業員のやる気や満足度を高めるためには、どうしたらいいのか
   @   A   B    C   D   E    F   G   H    I
  この改善は、ボトムUPでは限界があり、組織のトップが気付かなければ出来ない
  企業がその経営者の人望や総合的能力以上にならないと言われているのはそのため

8. 今から出来る自分向上のためのヒントは
 @何事も前向き志向、積極的に人生を生きる。挑戦し続けたA子、逃げ続けたB子の差
 A聞く。音声的だけでなく内容や、その真意を理解し、相手の心理的背景も考える
 B正しい日本語で話す。会話力、自己紹介力、説明力、アピール力を身につける
 Cコミニケーションする。同僚と上司と部下とトップ。1対1、1対大勢、公的、私的
 D相手にどのくらい伝わったか、確かめてみる。コミニケーションの第二レベル
 E相手の立場にたって考えて、最も適切な言葉を選んで話し、聞き、コミニケーションする
 F仕事に追われず、余裕を持ち、心を込めて出来るように、1歩早く、言われる前にやる
 G世の中の諸問題を「自分がトップだったらどうするか」常にシュミレーションしてみる
 H大目標とそれを達成する為の幾つかの小目標をタイムスケジュール入りで設定する

9.親として子供をどう育てているか    (がらっと変わって母親モード)
 @私達両親は、まず自分の子供にどのような人に育ってほしいか、相談し明確にする
 Aその為に親として何をするのか、生活方針、教育方針 = 結論は、親の率先垂範
 B多くの感動を得る機会を用意する
 C物を大切にすることを教えるには、単に買って来るのではなく 一緒に物を作る
 D勉強に際しては、直接的に強要せず、自発的に出来るように誘導する
 E子供の話をよくよく聞き、理解し、一緒に感動し、喜びや悲しみを共有する
 F大切なのは親自身
 G父親と母親の関係

10. そして幼稚園児の保護者として、何を期待するか(教育実習モード)
 @幼稚園に期待することは、家庭では出来ない「社会性の体験」
 A先生方に期待すること。
  A親と先生−先生同士-先生と園長先生の双方向コミニケーション、幼児情報の共有化
  B親の教育も場合によっては必要。場数を踏み、実力つけ、教育のプロとして自信をもち
   究極的には、幼児達の「おじいさん」「おばあさん」になってほしい
  C綺麗な正しい言葉遣い。子供相手でも丁寧語で、場合によっては敬語も必要。
 B幼児教育界に是正してほしいことは、「仲間はずれにX」の発想をやめること。

11.幻の卒論「女性と母親のための自然科学」で書きたかったこと。私の夢を皆さんに託して
  子供が「お母さん、夕焼けのお日様ってどうして赤いの?」と聞いたら皆さんは何と答えるか
  多くの親は、「そんなことどうでもいいから、宿題先にしなさい」と何気なく言っている
  しかしこれが繰り返されたら、子供は疑問を持ってはいけないと思うだろう。
  「何故?」と思う気持ちを失ったら、人類の進歩も人間の向上も、もはやない。
  1. 疑問をもったことそのものを、まず「ほめて」ほしい。「良いところに気がついたわね」
  2. 答えが分かっているなら直接回答をせず「答えを誘導」し、分かった時の「感動」を「体験」
  3. お母さんも分からなければ、「一緒に」考えてほしい
  4. それでも分からなければ、学校の理科の先生に教わってきてと「頼んで」ほしい
  5. 子供が学校で教わって来たら、お母さんが「教えて」もらい「感動」し「褒めて」あげて
  6. お母さんは絶対。その絶対のお母さんに教えた知識があったと子供はまた「感動」
  7. これからもどんどん教えてあげよう。褒めてもらおうと、知識を持つことの楽しさを実感

12.硬式庭球部の監督の経験は、私にとって教育実習だったのかもしれない(監督モード)
  @ 私の監督時代、学校の先生から 教えてくれと頼まれた。
    「先生の言うことを聞かない生徒が、何故 垣見監督の言うことは、きいたのか」
  Aアマチュアレベルなら、かなり有効。技術は劣っていても試合で勝つための方法
   実力が 5のA子と 8のB子、 普通ならB子が勝つが、時としてA子も勝てるその極意

13.感動の実演、ボールを使った言葉のコミニーケーション
  これが、ビジネスコーチ社のコーチニングで教わった秘伝のコミニケーション説明です
  私はテニス命なので、テニスボール4個使って、ご説明させて頂きました

14.元気が出る 5本締め  普通の3:3:3:1の手締めを趣向を凝らして5回やるものです



それは決して書かされたものではない感動の180通の感想文 それは今では私の宝物
「学生からの感想文が揃いました」とのご連絡を先生から頂いたので翌週学校へ行きました。
でも学生時代の私が、学校から「出せ」と言われたもので、自分が書きたいと思った事は、
あまり無く、まして「読んで頂く」という意識も無いので、字は汚いし、心も込もっていなかった
と反省していたので、あまり期待をせずに行きました。ところが、、、、
=A=
子供と触れ合う時間は、母親9、父親1でも、責任は5:5という考え方、奥様にとても感謝して
いるのをお伺いして、自分が家庭を持ったらそんな家族になれたらいいなと思いました。
物を大切にすることを教えるのに、椅子等を安易に100円ショップで買って来るのではなく
苦労して作っているところを見せるのは、保育でも自分の子供でもそうしようと思いました。
=B=
垣見先生のお話は、内容も判り易くとても面白かったのですが、特にすごいと思ったのは、
コミニケーションの取り方や話かたです。質問を相手に投げかけているだけなのに、
相手の心の内を開き、聞き出してしまうのではないか、くらいに当たりがよく、鋭いけど
優しい印象をうけました。初対面でも、親しみをもつ、持たれるようにする心がけが
必要だと感じました。話し方も、笑えるところ、真剣なところのめりはりがついていて、
とても聞きやすく、正直もっと聞きたいと思いました。そんな話術を私も身につけたいです。
=C=
言葉のキャッチボールは大切だと漠然としか思っていなかったのですが、自分と相手の
呼吸とコミニケーション、そして投げる-受取る姿勢(気持ち)がないと成立しないという事が
本当に良く分かりました。
=D=
今回の講義で一番感動したことは垣見先生そのものです。話して頂いた事全てを自分の中に
取り入れていきたいと思った90分は本当にあっと言う間でした。保育関係とは異なる職業で
ありながら、保育や子供の気持ちに詳しく、ただただ感動するばかりでした。この講義で
自分自身が社会に出るという意識が生まれ、垣見先生から学んだことを、現場でどれだけ
生かせるかは、自分のこれからの頑張りに次第だと思います。また是非いらして下さい。
=E=
垣見さんのお話は、本当にすべて感動するもので、1時間半という時間が本当にあっという
間でした。それ程興味の沸くような魅力のある時間でしたが、その中でも最も感動したのは、
顧客満足度のお話です。相手に満足してもらう為には、そのものを自分の一番大切なもの
として預かり、感謝されたり、感動してもらえるサービスを行うというこの言葉は、本当に
心から感動しました。そして私も将来保育者となった時には、この気持ちを忘れずに、子供達
の大切な1日1日、1分1秒をお預かりしていのだという気持ちで過ごして行きたいと思いました。
また逆境に勝つためのお話もとても勉強になりました。逆境を前もって練習することで、実力
となるという言葉は、私も中学高校とソフトテニスをしていたので、とてもリアルに心の中に響き
納得出来ました。常に自分にプレッシャーをかけ、逆境時にビビルことなく、自分の実力が
発揮できるような練習をすること、この言葉も決して忘れません。今は実習のことがとても不安
なのですが(中略)、児童館など子供たちがたくさんいる場所へ行き、実際に自分を追い込み
その雰囲気になれるくらいに、練習してみたいと思いました。垣見さんのおっしゃっていたとおり
(世の中は一見不平等に見えても)努力というものに関しては平等であるということを心得て
頑張りたいと思います。本当に垣見さんのお話が聞けてよかったです。そして改めてこんな方が
保育者だったら、子供たちはもちろん、色んな人が幸せな人生を送れるだろうなと思いました。
実習に行く前にまた頑張ろうという気持ちになれました。本当にありがとうございました。
==
ABCDは、それぞれ個々のレポートからの抜粋です。でもこれだと、私が良いところだけを
抽出しているように見えてしまうので、ご本人の了解が得られましたEさんは、ほぼそのまま
掲載させて頂きました。でも、このEさんのレポートも決して特別のものではありません。
本当に皆さん、心を込めた感想、お礼、ご自身改革の決意表明を「感動」で書いてくれました。
「書かされている?レポート」を時折ご覧になっている先生もとても驚いていらっしゃいましたが
普段ご感想等を文書で頂く講演会は少ないので、やはり一番驚き嬉しく思ったのは、私です。
判り易い表現で申し上げれば、初恋(教育界向け初講演)をして、思いをこめて告白(=講演)した
後に、初めてもらった感動のラブレターを180人分頂いた心境です。
さて当社はCSアンケートを毎年のようにやっておりますが、お客様から誠意ある自由回答を
頂いた場合は、必ずお返事するように致しております。その原則からすれば、今の私は、再度
学生の皆さんに会いに行き、もう一度じっくりお話しをさせて頂きたいと思っております。

CEもESも社員教育も幼児教育もすべてに繋がるその根本は
私は、このHPで何度も申し上げているように何年か前からCSに目覚め、その原点は
ESにあることを悟りましたが、今回のご縁を期に「幼児教育」を素人なりに勉強させて頂き
更に子育での体験も含めて考えると、ビジネス界も人と人との関わりで成り立っている以上
すべてに繋がる根本があると気がつきました。皆さん、それは何だと思いますか。

CSとは、何でしょう。お客様の立場にたって考え、お客様の望んでいらっしゃることを、出来
る範囲で、して差し上げること。そしてお客様が満足を感じるか、或いはそれまでの不満が
解消されれば、それが私どもにとって付加価値となり、利益となり、ビジネスになるのでしょう。
その最高のCSサービスを提供するのは、誰かと言えばそれは従業員です。従ってスパルタ
教育ではなく、従業員の能力や資質と、心からのやる気や満足度の向上が重要です。
では、どうしたらESは向上するのでしょうか。トップや経営者が、或いは大会社なら上司や
人事給与決定権をもっている人が、従業員の立場に立って本気で考えることでしょう。
それでも、給料や報酬が介在する限り、会社と従業員の間には、指示や命令というパワー
ハラスメント的なものが存在しますが、それを使っても、多くの企業が、従業員にその気に
なって、もらえないとしたら、それは双方にとって誠に不幸なことです。

一方、子供に「勉強しなさい」と指示命令をしても、なかなかその気になってくれません。
まして幼児なら「昇進させるから」とか、「ボーナスで考えるよ」と言うビジネス界の言葉は
何の役にも立ちません。泣いている子供がいたら「泣き止みなさい」ではなく、そばに行き
安心感を与え、応援しているという雰囲気の中で「どうして泣いているのか」を聞くことでしょう。
それなりの理由があれば共感し、泣いていた根本原因を取り除くとともに、褒めたり、時には
煽てたりして、1+1=2そのものではなく、知識を得ることの大切さや、何かを判った時の感動を
教えることが効果的でしょう。
さてCS ES 社員教育、そて幼児教育、この全てを繋ぐキーワードは何でしょう。そうです。
人と人との「コミニケーション」、「相手の立場にたって考える」、そして「何事にも感謝する」。
この辺が根本のような気がします。ついつい「言わなくても分かっているだろう。言っておいた
じゃないか、何で言ってこないんだ。」この様な言葉を口癖のように言ってしまう方は、一度
幼児教育の本を読んで「如何にその気になってもらうか」を考えるのが良いかもしれません。
絶対お勧め、ビジネスコーチ社の「ビジネスコーチトレーニング」
実は、この講演の直前、私はビジネスコーチ社の
正に「ビジネスコーチトレーニング」を受けました。
一言で言えば、スポーツ界は、プロの選手もプロの
コーチに頼んで、実績や成果をあげているのだから
ビジネス界にもコーチングが必要というコンセプトに
率直に共感したからです。
平日18:30から約2時間のコーチングでしたが、聞く
だけの普通の講演会とは全く違い、ロールプレイング
的な参加型の有意義な研修会でした。
例えば、右イラストを見て下さい。
皆さんが「会話は言葉のキャッチボール」というこの
表現を見て「そんなこと判かっているよ」と思うでしょう。
でも騙されたと思って、イラストをクリックしてみて下さい。
「ああそうか」と目から鱗が落ちることでしょう。今回は特にお許しを頂き、掲載させて頂きました。
これはその研修会の時のテキスト一部ですが、一時が万事そんな感動の連続の2時間でした。

設立してまだ若い会社ですが、その実績は某大手自動車メーカーや某大手生保、某大手商社で
コーチングを行い、既に改善実績を上げているとのことです。現在は、社員100人以上、年商100億
クラスの大手企業を中心に、経営改善、CSやESの向上、業務効率の改善や業務実績そのもの
の向上のためのコーチングをされているそうです。今回、私の講演が、大成功を収めた陰には
同社代表の細川社長、古くからの友人でテニス仲間の吉田取締役のご指導の賜物でもあります
ので、この場を借りて深く御礼申し上げたいと思います。