学研の雑誌野菜だより5月号に当社製品が掲載 袋状の植木鉢 ベルポットのご紹介です |
メッシュ構造で高い通気性と強度を持つ特殊不織布
「ワリフR」(JXエネルギー製)とポリエチレンフィルムを
組み合わせた袋状の植木鉢です。 その特徴は
1.底部がメッシュ構造のワリフと鮮度保持や
活性化の機能が確認されるフィルム「SLE-S」
との二重構造により、水はけや通気性に優れ、
家庭菜園で失敗しがちな根腐れを防ぐことができます。
2.活性フィルム「SLE-S」を底面に使用することにより
ポット全体の毛細根を発達させ養分が実に集中する
ことが出来ます。
3.ポリエチレンフィルムの濃いグリーンは太陽熱を吸収
しますので作物の成長を助けます。
4.袋状の形態により折りたたみが出来、取扱い易く、6Lのサイズでも3個で250円(税別)
と大変安価です。 79ページの野菜よろず瓦版に掲載された記事は下記の通りです。
ちなみに、幕張で行われた2013日本フラワー&ガーデニングショウに出展しましたがガーデンライフアドバイザーの畠中潤子さんがall aboutでベタボメしています。
水はけの良さや根張りの良さ、そして着色フィルムによる土温上昇効果に優れている
ベルポットですが、 用途はプランター栽培だけに留まらず、自宅のお庭等で家庭菜園等
をされている方にも非常に有効です。
1年ほど実際に小さな菜園で使用した、ベルポットの有効活用例をご紹介します。
まず容量が6Lもあるので、基本的にはホウレンソウ・小松菜のような葉物から、トマト・ナスの
ような果菜類まで何でも作れると思います。 ただし水はけが良すぎる?ので、収穫期に大量の
水分を必要とする野菜(キュウリ等)は、露地栽培のほうが適していると思います。
私は主に苗づくり、それも市販の小さなポリポットと違い、かなりの大きさになるまでこの
ベルポットで育成しています。
これはスペースの限られた家庭菜園には非常に有効な方法なのですが、この理由は後ほど
説明します。 このベルポットの特徴は、土温が上がりやすい、 特殊フィルムで毛細根が
発達しやすい等色々とあるのですが、私が感じている最大の特徴は、以下の2点です。
@「自由に移動できる」
特にベルポットが活躍するのが、梅雨時期です。
トマト・ナス・ピーマン等ナス科の夏野菜は、通常5月頃定植し、7月下旬頃から順次収穫
時期になるのですが、その間に本州以南では梅雨を迎える事になります。
特にトマトは、乾燥には非常に強いのですが湿気に弱く、収穫前の長雨で、根腐れや
ウィルス性の病気になる事も多々ある、非常にデリケートな野菜です。
(トマトの場合、露地栽培では夏場でも水やりの必要性はほとんど無し)
私の場合は、梅雨中旬の6月いっぱいまでは移動のできるベルポットで管理し、梅雨も
後半に入った7月上旬に初めて菜園に定植し、本支柱を立てます。
こうする事で、加湿によるウイルス病等の被害を最小限に食い止める事が可能です。
その他、秋野菜にも活躍します。強風で折れたり倒れたりしやすいブロッコリーや
カリフラワーなどは、7月にベルポットに直に種蒔きし、間引きながら育てます。
この間季節的に台風シーズンに入るのですが、移動できるメリットを生かしながら
収穫まで確実に育てる事が可能となります。
A「限られたスペースで、作物ローテーション管理がしやすい」
先程、一部の夏野菜は6月一杯までベルポットで育てると書きましたが、実は6月の菜園は、
冬の間に育てていた「タマネギ」「ニンニク」等の収穫時期に当たります。
限られたスペースで、5月に夏野菜を植えようとすると、冬場に「タマネギ」「ニンニク」は
栽培する事が出来ません。
特に長期保存の効く「タマネギ」は、冬の間菜園一面を使用し育成するので、タマネギ収穫後
の6月末まで、しっかり夏野菜の管理ができるベルポットは菜園の作物ローテーションに
欠かせないのです。(タマネギは、私が1番費用対効果の高い野菜だと思っているので、
できるだけスペースいっぱいに栽培したいのです)
更に、このタマネギの種撒きは毎年8月下旬〜9月上旬に行なうのですが、この間の菜園は、
まだキューリやトマト・ナスといった夏野菜で埋め尽くされています。
そう、タマネギの苗を育てるスペースが無いのです。 そこで我が家の場合は、ベルポットを
複数使い、8月下旬〜10月までタマネギの苗を育てています。
6Lのベルポット5個程の使用で、4人家族で半年分以上食せるくらいの苗の育成が可能です。
しかもこのタマネギの苗は、菜園に直植えすると、必ずと言ってよいほど「根切り虫」に害され
本数が通常で2/3くらい、酷い時は半分程に苗が減ってしまうような年もあります。
このベルポットを使用すれば、その被害は確実に皆無となります。 そして夏野菜が完全に終了
する10月下旬頃、菜園一面に定植し、翌6月の収穫まで育てます。
以上、私が実践しているベルポットの活用法ですが、今年はグリーンカーテン(ゴーヤ)の
「連作対策」に、このベルポットをテストしてみようと思っています。 実施者(M T)
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