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石油精製プラントは、SSのPOSは大丈夫か 石油業界における2000年問題(Y2K)最後の警鐘です |
1.経営トップを責任者に2000年対策緊急プロジェクトチームを大至急作る。
2.現状をハードとソフトに分けて調査する。システム購入先にも協力要請する。
(しかし購入先も他社の対応に追われているので今からでは期待できません)
3.調査の結果ハードが製造メーカーの保障がされていない場合でも、それが即
使えないことを意味するものではありませんが残念ながら購入する方が無難です
4.ソフト調査の結果、日付データが2桁で設計されているものは危険です。対策は
@全、日付データとその処理ソフトを4桁化に修正する方法。
根本的な解決ですが、全データを変換し変更も一度にするので作業は膨大です
A50以上は1900年代、50未満は2000年代と解釈させる方法
比較的簡単ですが単なる先送りで根本解決ではありません。
Bそれらの併用方法、 などがあります。
5.タイムスケジュールを作成、重要度の高いものから実施していく。
6.不幸にして作業完了せず2000年を迎えてしまった場合の最悪シナリオの
対策も検討しておく。
では我々石油業界はどうでしょう。これは私の私見ですが近年に業績が急速に悪化
した石油業界は、他業界以上に対応が遅れていると思います。
先ごろエッソとゼネラルそれに東燃は2000年問題は対応済みまた昭和シェルは
6月までに対応し、9月までには危機管理計画の策定を終了予定、と発表しましたが
何をどう調査し、どう対応したから、どのくらいの確立で大丈夫というように詳しく
ないのでなんとも言えませんが、他社のように全く情報公開がされていないよりは
遥かに進んでいるといえるでしょう。
しかしエネルギー業界は、各産業の基礎的な部分を担っている訳ですから、電気、
ガス、水道や、通信等ライフライン並みの注意を払って頂くと供に、積極的な情報
公開や早期の安全宣言の発表を是非とも期待したいところです。
ちなみに弊社取引先である日本石油にSSのPOSの対応予定をお伺いしたところ
本年7月までにDLLでOSを更新する予定という口頭による連絡がありました。
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