そんな訳で、いろいろ書いて来ましたが、もし私だったら、
ある程度成熟した業界で、業界外からみれば大したことないのに、危機だなんだといって騒いでいるところで、
会社としてはそれなりに実績と歴史のある中小企業が良いと思います。
中小企業のデメリットとして、経営安定性に欠ける、倒産の危険が残る、ワンマン社長が独裁経営をしている、
さらに社歴の長い会社はオーナー経営者が高齢で新しいことに挑戦していない、
などが上げられるのかもしれませんが、逆にこれをクリヤーしている、
存在感があり、絶対に潰れないくらい含み資産があり、新しい事に挑戦している若い経営者がいる会社があれば、
それは大企業やその子会社に入るより将来あなたが経営を任される可能性は遙かに大きいと思います。
そこなら、あなたが自分の給料を自分で決めることも可能かもしれません。
これからは、だれも頼りにしてはいけない時代だと思います。
お役所や年金や極端な話、自分がつとめている会社も頼りきってはいけないのです。
自分に実力をつけ、自分がいるメリットを、A君B君ではなくてあなたが会社にいるメリットを常にアピール出来る
存在感があたなにあれば、もう怖いものはありません。
また会社に入って必要なのは、大学で学んだ経済学でも数学でもありません。
「やる気」と「努力」と「皆に好かれる人柄」とちょつとだけ「感の良さ」があれば、
学歴などより遙かに役に立つと思います。
就職は何回でも出来ます。でも97年の今日は一回しかありません。皆さんが悔いの無い就職活動が出来るよう応援しています。
会社見解としてのメッセージではないので、個人の文責とさせて頂きます。垣見裕司
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