クボタと完成させた全自動回転充填機

全自動回転充填機バージョンアップ情報、96/10/1追加

当社は本機導入1年後のこの夏にシステムのバージョンアップをいたしました。
一つは充填機の配管系を見直しボトルネックを解消することにより、50Kg容器で実充填時間
100秒を達成するに至りました。もう一つは自動バーコード読取装置と自動位置決め装置です。
当社はスペースの関係からこの二つの装置を1台に設計して頂いた垣見バージョンでしたが、
そのために1本当たり13秒弱必要としておりました。これを、両腕抱きかかえ回転方式から
両側挟み回転方式に変更することで、バーコードの読取と容器のバルブ方向の位置決めという
二つの作業を8秒台で処理することが可能となりました。
画像(約40KB)はこちら 画像(約78KB)はこちら
これにより冬場には搬入から搬出まで12秒タクト処理が可能となりました。
2システムで6秒ですので日本で最も早い充填所としてご評価頂けるよう、更に努力します。
クボタさん、大同さん本当にありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いします。

業界初の全自動回転充填機

充填機システムは、自動バーコードリーダー、自動容器位置決搬入機、自動ノズル装着機、
キャップ脱着機、自動封印シール装着機等が実用段階に達した、クボタ製全自動回転充填機
12連式を採用しました。(ただし、当社は安全倫理上、ワンマン監視型と考えております)。
採用にあたっては業界初の試みだけに心配もしましたが、大企業とは思えない柔軟な対応で、
ユーザーである私達の意見をよく反映していただき本当に良いものができたと思っております。
またクボタや販売面でお世話になった方へのご恩返しの意味で、充填所見学に協力させて
戴いておりますので、系列に関わらずお気軽にお申し込みください。

全自動回転充填機 クボタACAD型 12連式 2基
自動位置決搬入機クボタ自動バーコードリーダー付2基
キャップ脱着機大同テックエアー制御式2基
封印シール装着機大同テックエアー制御式 2基


クボタ 業界初の全自動回転充填機 ACAD型12連式 | 株式会社クボタのホームページへ |

なぜ12連なのか、それは各能力のベストマッチの結果です

一般に連数の多い方が効率的の様なイメージがありますが、はたして本当でしょうか。
1、50Kgの実充填時間は、差圧を確保しても、安全上100秒が限界であった。
2、実績のある液中ポンプ能力は、500L/分が最高でその性能は十分あった。
3、同時充填本数は最大8本であった。(IN、OUTとその待機、死角分の計4本分)
4、1本の搬入とノズル装着とバルブ開までに12秒は必要。
これらを総合すると500Lポンプと12連X12秒=144秒で充填するのが最も効率的な
組み合わせであり、16連以上は、1本の搬入、搬出、シール、キャップ脱着すべての処理能力が
上がらない限りスペースと費用の無駄である。

瑞穂LPG供給センター設備概要のページへ| |全自動キャップ封印シール装置のページへ

瑞穂LPG供給センター見学受付のページへ

戻る先頭ページへ会社案内のページへ